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中学生の通知表が悪い…親の対応と評定を上げる方法

1学期の通知表を見て、思わずため息が出てしまった…という保護者は少なくありません。

 

特に中学生の通知表(評定)は内申点としてそのまま高校受験の合否に使われるため、「悪かった」で済ませるわけにはいきません。

 

しかし、感情的に叱っても評定は1つも上がりません。

 

大切なのは、評定が決まる仕組みを知り、どこを直せば上がるのかを特定することです。

 

この記事では、

  • 通知表の評定が決まる3つの観点
  • 通知表が悪かった時に親が見るべきポイント
  • 2学期で評定を上げる具体的な方法

を解説します。

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保護者の相談者
保護者

中2の息子の通知表が2と3ばかりでした。高校受験が心配です。今から何をすれば上がりますか。

通知表の評定はテストの点数だけでは決まらない

現在の中学の評定は、3つの観点別評価の組み合わせで決まります。

観点 主な評価材料 家庭で改善できること
知識・技能 定期テストの点数、小テスト テスト2週間前からの計画的な対策
思考・判断・表現 記述問題、レポート、発表 ワークの記述問題を飛ばさず書く練習
主体的に学習に取り組む態度 提出物の期限・質、授業への参加 提出物を期限内に全部出す(即効性最大)

見落とされがちですが、テストの点数が同じでも提出物の状況で評定が1つ変わることは普通にあります。

 

つまり「テストが悪いから3は無理」とあきらめる前に、提出物と授業態度という即効性のある改善余地が残っているのです。

通知表が悪かった時に親が見るべき3つのポイント

通知表を受け取ったら、評定の数字だけでなく内訳を見ます。

 

1つ目は、観点別評価のどこが低いかです。

 

テスト起因(知識・技能がC)なのか、提出物起因(態度がC)なのかで、打ち手はまったく違います。

 

2つ目は、教科ごとの差です。

 

全教科低いのか、特定教科だけ低いのかで、生活習慣の問題か教科のつまずきかを切り分けられます。

 

3つ目は、本人の自覚です。

 

「提出物を出していなかった」ことを本人が認識しているかどうかを、責めずに事実確認します。

やってはいけない親の対応

  • 通知表を見て感情的に叱る — 次から通知表を見せたがらなくなり、状況把握が遅れます
  • 「2学期は頑張れ」で終わる — 何をどう頑張るかが決まらないと、同じ結果になります
  • ご褒美で釣るだけ — 一時的に動いても、仕組みがなければ続きません

2学期で評定を上げる具体策

評定は、正しい順番で手を打てば1学期分で1つ上げることが十分可能です。

評定アップの優先順位

  • ①提出物の期限を死守する仕組みを作る — 提出物カレンダーを冷蔵庫に貼るだけでも効果があります。コストゼロで評定に直結します。
  • ②夏休みに1学期のつまずきを復習する — 2学期のテストは1学期内容の上に出題されます。夏の復習が2学期の点数の土台です。
  • ③テスト2週間前から学校ワークを2周する — 定期テストは学校ワークからの類題が中心です。
  • ④記述問題を空欄にしない癖をつける — 部分点の積み重ねが「思考・判断・表現」の評価を変えます。

ポイントは、通知表が出た直後の夏休みが、評定を立て直す絶好のタイミングだということです。

 

1学期の内容を夏に戻しておけば、2学期の中間テストから結果につながります。

通知表(評定)はいつから高校受験に使われる?

「まだ中1だから大丈夫」と思っている方は注意が必要です。

 

公立高校の入試で使われる内申点の対象学年は、都道府県によって異なります。

内申点の対象学年は地域差が大きい

  • 中1から中3まで全学年を使う地域 — 中1の1学期の評定から受験の持ち点に入ります
  • 中3のみ・中3に大きな比重を置く地域 — 挽回のチャンスは大きいものの、中3で急に評定は上がりません
  • 学年ごとに比率が違う地域 — 中1:中2:中3を一定比率で合算する方式もあります

お住まいの都道府県の方式は、教育委員会の公式サイトで「○○県 公立高校入試 内申点」と検索して確認してください。

全学年方式の地域では、中1・中2の通知表も受験の持ち点です。

 

つまり、通知表が悪かった「今学期」が、受験に直結している可能性があります。

 

逆にどの方式でも共通して言えるのは、評定は急には上がらないということです。

 

提出物の習慣やテスト勉強のやり方は1学期単位でしか変わらないため、「中3になってから本気を出す」は構造的に間に合いにくいのです。

親子だけで回らない時は第三者の伴走を

提出物の管理やテスト計画は、親が言うと喧嘩になりがちな領域です。

 

思春期の中学生には、親の指示より第三者との約束の方が機能することが多くあります。

 

家庭教師のトライなら、教科の指導だけでなく提出物・テスト日程を踏まえた学習管理まで含めて伴走してもらえます。

 

内申点の仕組みを踏まえた対策は、内申点を上げる家庭教師活用法でも詳しく解説しています。

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よくある質問

Q. オール3だと、どのくらいの高校に行けますか?

地域や学校により異なりますが、オール3(内申点27前後)は中位の公立高校が射程に入る水準です。ただし人気校では内申点で差がつくため、評定を1つでも多く4に上げられると選択肢が大きく広がります。

Q. 音楽や体育などの副教科も内申点に入りますか?

入ります。むしろ多くの都道府県では、副教科(実技4教科)の評定を2倍にして計算するなど、主要5教科より重く扱う方式があります。副教科はペーパーテストの比重が低く、提出物と授業への取り組みで上げやすいため、軽視しないでください。

Q. 通知表の評定に納得がいかない場合、どうすればいいですか?

感情的に抗議するのではなく、三者面談や個人面談で「何が足りなかったか・どうすれば上がるか」を具体的に聞いてください。先生から改善ポイント(提出物・授業中の発言・テストの観点別得点など)を直接聞けるため、次学期の対策が立てやすくなります。

通知表が悪い状態から立て直した体験談

体験談①:提出物の改善だけで2→3に

中2の息子は1学期の通知表で2が4つありました。

先生に相談すると、

テストよりも提出物の未提出が原因とわかり、

家庭教師の先生と提出物リストを作る習慣を始めました。

2学期の通知表では4教科中3教科が3に戻りました。

(中2男子の母)

体験談②:夏の復習で2学期の数学が60点台に

中1の娘は1学期の数学が30点台で評定2でした。

夏休みに正負の数と文字式を戻してもらったところ、

2学期の中間テストで62点まで回復しました。

学年末の評定は3になり、

本人も「やればできる」と前向きになりました。

(中1女子の母)

まとめ:通知表は「観点の内訳」を見て、夏に手を打つ

中学生の通知表が悪かった時は、評定の数字ではなく観点別の内訳を見て原因を特定しましょう。

 

提出物の立て直しは即効性があり、夏休みの復習は2学期のテストに直結します。

 

内申点に響く前に、この夏から動き始めるのが一番の対策です。

 

何から手をつけるべきか迷ったら、無料の学習相談で現状を診断してもらってください。

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