「家庭教師を契約したいけど、何を確認すれば失敗しない?」
「月謝だけ聞いて決めて大丈夫?」
「教材費や解約料で後悔したくない」
このように迷っている保護者の方へ。
結論から言うと、契約前の確認は月額料金だけでは足りません。
初月総額、教材費、先生交代、振替、解約条件を確認しましょう。
クーリング・オフと最初の学習計画も聞いてください。
「月謝が安い」と思っても、総額は別です。
入会金、教材費、交通費、管理費が加わる場合があります。
解約時の精算条件が曖昧だと、あとから不満が出やすくなります。
この記事では、契約前の確認項目を順番にまとめます。
料金、先生、教材、契約条件、トラブル回避の順に解説します。
この記事の結論
- 月謝ではなく「初月に払う総額」で確認する
- 教材費は「購入必須か」「途中解約時どうなるか」まで聞く
- 先生が合わない時の交代費用・日数・回数を確認する
- 振替、欠席、キャンセル期限は家庭の予定と合うか見る
- 契約期間、解約料、返金条件は書面やメールで残す
- クーリング・オフや中途解約の説明があるか確認する
- 無料相談では、最初の1か月の学習計画まで聞く
家庭教師を契約前に確認すること一覧
まずは、契約前に必ず確認したい項目を一覧で見てください。
無料相談や見積もり時に、この表を開いてください。
聞き漏れをかなり防げます。
| 確認項目 | そのまま聞ける質問 | 確認しないリスク |
|---|---|---|
| 初月総額 | 初月に支払う合計はいくらですか? | 入会金や管理費で予算を超える |
| 月額総額 | 週1回・週2回で月額総額はいくらですか? | 授業料以外の費用を見落とす |
| 教材費 | 購入必須の教材はありますか?総額はいくらですか? | 高額教材で負担が増える |
| 交通費 | 先生の交通費は毎月いくら見ればよいですか? | 月謝以外の実費が増える |
| 先生交代 | 先生が合わない場合、無料で交代できますか? | 相性が悪くても続けざるを得ない |
| 振替 | 体調不良や学校行事の時、振替できますか? | 欠席分が無駄になる |
| 契約期間 | 最低契約期間や更新期間はありますか? | 短期でやめにくくなる |
| 解約条件 | 途中でやめる場合、いつまでに連絡が必要ですか? | 想定外の解約料が発生する |
| 学習計画 | 最初の1か月で何をしますか? | 授業が場当たり的になる |
| 授業報告 | 保護者への報告は毎回ありますか? | 進捗が見えず不安になる |
最重要ポイント
家庭教師の契約前は、月謝だけを聞かないでください。「初月に支払う総額はいくらですか?」と聞きましょう。「2か月目以降の月額総額はいくらですか?」も必要です。月謝だけでは、本当の負担額が見えません。
料金で確認すること
家庭教師の料金は、授業料だけで決まりません。
契約前に見るべきなのは、毎月の総額と初月の総額です。
特に、次の費用が別になっていないか確認しましょう。
- 入会金
- 授業料
- 管理費・サポート費
- 教材費
- 先生の交通費
- テスト代・模試代
- システム利用料
- 解約時の精算費用
見積もりは、複数パターンで聞くのがおすすめです。
週1回と週2回、60分と90分を比べましょう。
| 見積もりパターン | 確認する理由 |
|---|---|
| 週1回60分 | 最低限の予算感がわかる |
| 週1回90分 | 苦手科目1〜2科目を見てもらう現実的な費用がわかる |
| 週2回60分 | 定期テスト対策や受験前の費用感がわかる |
| テスト前だけ回数追加 | 繁忙期の追加費用を見積もれる |
教材費で確認すること
家庭教師の契約前に、教材費は必ず確認してください。
家庭教師は、学校のワーク、教科書、市販問題集、塾教材、過去問で進められる場合もあります。
一方で、会社によっては専用教材の購入が必要な場合もあります。
契約前に確認したいのは、次の5つです。
教材費チェックリスト
- 教材購入は必須か、任意か
- 教材の総額はいくらか
- 一括払いか、分割払いか
- 学校教材や市販教材で代用できるか
- 途中解約した時、未使用教材はどう扱われるか
消費者庁の特定商取引法ガイドも確認しましょう。家庭教師や学習塾の教材は、関連商品にあたる場合があります。条件によっては、クーリング・オフや中途解約の対象です。
教材費が高額な場合は、契約書や見積書を見てください。「教材名」「金額」「購入必須か」を確認します。「解約時の扱い」も明記されているか見ましょう。
注意したい言い方
「この教材がないと指導できません」と言われたら注意です。「今日契約すれば安い」と急かされる場合も同じです。いったん持ち帰って比較してください。家庭教師は継続費用が大きいサービスです。その場の雰囲気で決めない方が安全です。
先生・指導内容で確認すること
料金が合っていても、先生が合わなければ成果は出にくいです。
契約前には、どんな先生が来るのか確認しましょう。
合わなかった時の対応も、先に聞いてください。
| 確認項目 | 質問例 |
|---|---|
| 先生のタイプ | 学生講師・社会人講師・プロ講師のどれになりますか? |
| 指導経験 | 同じ学年・同じ目的の指導経験はありますか? |
| 科目対応 | 数学だけでなく英語も見てもらえますか? |
| 性格相性 | 質問が苦手な子に合う先生を選べますか? |
| 先生交代 | 相性が合わない場合、無料で何回まで交代できますか? |
| 交代までの期間 | 交代をお願いしてから次の先生が決まるまで何日くらいですか? |
先生交代は、契約後に必要になることもあります。
だからこそ、契約前の確認が大切です。
「合わなかった時の対応」まで聞いておきましょう。
先生交代の判断基準は、別記事でも解説しています。
詳しくは家庭教師の先生が合わない時の交代方法をご覧ください。
契約期間・解約条件で確認すること
契約前にもっとも見落としやすいのが、契約期間と解約条件です。
家庭教師は、数か月から1年以上続くこともあります。
途中でやめる場合の条件は、先に確認しましょう。
解約条件で聞くこと
- 最低契約期間はあるか
- 解約は何日前までに連絡する必要があるか
- 未実施授業分は返金されるか
- 教材費や入会金は返金対象になるか
- 先生交代後でも解約できるか
- 休会制度はあるか
国民生活センターのFAQも確認しておきましょう。家庭教師契約は、特定継続的役務提供に該当する場合があります。目安は、契約期間が2か月超で契約金額が5万円以上です。
特定商取引法ガイドでは、中途解約も説明されています。クーリング・オフ期間後でも、契約期間中なら解約できる場合があります。
細かい条件は、契約内容によって変わります。
契約前に書面で確認してください。不安があれば、公的窓口に相談しましょう。
クーリング・オフで確認すること
家庭教師の契約は、特定継続的役務提供にあたる場合があります。
一定条件を満たす場合です。
国民生活センターのFAQでは、目安が示されています。
契約期間が2か月超で、契約金額が5万円以上の場合です。
特定商取引法ガイドでは、8日以内の制度が説明されています。法律で定められた書面を受け取った日から数えます。通知は、書面または電磁的記録で行えます。
| 確認項目 | 契約前に聞くこと |
|---|---|
| 書面 | 契約書面はいつ、どの形式で受け取れますか? |
| 起算日 | クーリング・オフ期間はいつから数えますか? |
| 連絡方法 | 書面・メール・フォームなど、どの方法で通知できますか? |
| 教材 | 教材も一緒に解除対象になりますか? |
| 返金 | 支払い済みの費用はどのように返金されますか? |
大事なこと
クーリング・オフや中途解約は、制度上の話です。実際の手続きは、契約内容の確認が必要です。トラブルになりそうな時は、公的窓口に相談しましょう。全国共通の消費者ホットライン188もあります。
振替・欠席・日程変更で確認すること
家庭教師は、自宅で受けられる点が便利です。
一方で、日程変更は発生しやすいです。学校行事、部活、体調不良、家族予定があるためです。
契約前に、振替ルールを確認してください。
確認しないと、欠席分が無駄になる場合があります。先生との調整も負担になります。
- 欠席連絡は何時間前までか
- 当日キャンセルは消化扱いになるか
- 振替は月何回まで可能か
- 振替期限はいつまでか
- 先生都合の休みはどう補填されるか
- オンラインへの切り替えは可能か
特に中学生・高校生は、定期テスト前や部活の大会前に予定が変わります。
家庭の生活リズムに合うかを確認しましょう。
契約前に、具体的に聞くことが大切です。
学習計画で確認すること
契約前には、「先生が来てくれるか」だけでなく、「何をどう進めるか」まで確認してください。
家庭教師で成果が出ない家庭には、共通点があります。
授業内容が、その場任せになっていることです。
少なくとも、最初の1か月については次の内容を聞きましょう。
最初の1か月の確認事項
- 最初に確認する単元・テスト範囲
- 授業中に使う教材
- 授業外でやる宿題
- 保護者への報告内容
- 1か月後に確認する成果指標
「数学を上げたい」だけでは曖昧です。
「次の定期テストで学校ワークを2周する」と決めましょう。「英語の不規則動詞を毎週確認する」でも構いません。「割合を2週間で戻る」のように、行動まで落とし込みます。
無料相談でそのまま使える質問リスト
ここからは、無料相談や見積もりでそのまま使える質問リストです。
スマホにメモしておきましょう。
相談中に、一つずつ確認してください。
| 分野 | 質問 |
|---|---|
| 料金 | 初月に支払う総額と、2か月目以降の月額総額を教えてください。 |
| 料金 | 週1回・週2回・テスト前追加の場合の見積もりを出せますか? |
| 教材 | 購入必須の教材はありますか?学校教材だけでも指導できますか? |
| 先生 | 子どもの性格に合う先生をどう選びますか? |
| 交代 | 先生が合わない場合、無料で交代できますか?交代まで何日くらいですか? |
| 振替 | 体調不良や学校行事で休む場合、振替できますか? |
| 契約 | 最低契約期間、解約連絡期限、返金条件を教えてください。 |
| 計画 | 最初の1か月で、具体的に何をどこまで進めますか? |
| 報告 | 毎回の授業後に、保護者へ何を報告してもらえますか? |
契約前に避けたい危険サイン
契約前は、良い点だけを見ないでください。
危険サインも確認しましょう。
次のような対応がある場合は、即決しないでください。
いったん持ち帰って比較するのがおすすめです。
注意したい危険サイン
- 月謝だけを強調し、総額を出してくれない
- 教材費の総額や購入必須かを曖昧にする
- 契約書を読む時間を十分にくれない
- 「今日契約しないと損」と強く急かす
- 解約条件や返金条件の説明が曖昧
- 先生が未定なのに、契約だけ先に迫る
- 「絶対に成績が上がる」と断言する
家庭教師は、子どもの学習に深く関わるサービスです。
焦って契約する必要はありません。
1日置いて、見積もりと条件を見直しましょう。その方が、結果的に失敗しにくくなります。
家庭教師のトライで契約前に確認できること
契約前の不安を減らしたいなら、家庭教師のトライは比較候補に入れやすいです。
トライ公式の「ご入会までの流れ」も確認しました。教育プランナーによる無料学習相談が案内されています。子どもの悩み、目標、予算を聞く流れです。そのうえで、カリキュラムと料金プランを提案します。
トライ公式の料金ページでは、料金の考え方も説明されています。料金は、学習プランや授業回数によって変わります。料金形態は、入会金と授業料が中心です。年会費、登録料、初期費用はかからないと案内されています。教師の交通費が別途かかる場合もあります。
同ページでは、先生交代についても案内されています。相性が合わない場合は、何度でも無料で交代できます。無料で使える教材が充実している点も説明されています。指定教材を用意する必要はないと案内されています。
トライの無料相談で確認したいこと
- 週1回・週2回それぞれの月額総額
- 初月に支払う費用の内訳
- 教師の交通費が発生するか
- 指定教材の購入が本当に不要か
- 先生交代の手順と交代までの日数
- 最初の1か月の学習計画
- 解約・休会・回数変更の条件
トライを検討する場合も、有名だからだけで決めないでください。
上の質問を使い、家庭に合うか確認しましょう。
契約前に、料金と教材を聞いてください。
先生交代と学習計画も確認しましょう。入会後の後悔を減らせます。
個人契約の場合に追加で確認すること
個人契約を選ぶと、料金が安くなることもあります。
家庭教師センターを通さない契約です。
ただし、家庭側の負担は増えます。
先生交代、トラブル対応、契約終了を自分で行います。支払い管理も家庭側で必要です。
個人契約では、次の項目を特に確認してください。
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 本人確認 | 身元や在籍大学・職歴の確認が必要 |
| 指導実績 | 同じ学年・科目の経験があるか見る |
| 支払い方法 | 現金、振込、前払い、後払いを明確にする |
| キャンセル規定 | 当日欠席や先生都合の扱いを決める |
| 契約終了 | やめる時の連絡期限を先に決める |
| 代替講師 | 先生が合わない場合は探し直しになる |
個人契約と会社経由の違いは、関連記事の家庭教師は個人契約と会社どちらがいい?でも詳しくまとめています。
契約前チェックシート
最後に、契約前の最終確認シートです。
すべて埋まらない場合は、まだ契約しないでください。
契約前に、もう一度質問しましょう。
| 項目 | 確認できたらチェック |
|---|---|
| 初月総額がわかった | □ |
| 2か月目以降の月額総額がわかった | □ |
| 教材費の有無と総額がわかった | □ |
| 交通費・管理費など追加費用がわかった | □ |
| 先生交代の費用と手順がわかった | □ |
| 欠席・振替・キャンセル期限がわかった | □ |
| 最低契約期間と解約条件がわかった | □ |
| クーリング・オフや中途解約の説明を受けた | □ |
| 最初の1か月の学習計画がわかった | □ |
| 見積もりや条件を記録に残した | □ |
家庭教師を契約前に確認することのまとめ
家庭教師を契約前に確認することは、料金だけではありません。
初月総額、月額総額、教材費、交通費を確認します。
先生交代、振替、契約期間も大切です。
解約条件、クーリング・オフ、学習計画まで見ましょう。ここまで確認して、初めて安心して比較できます。
特に、「月謝だけ」で決めないことが大切です。
先生の雰囲気だけで決めるのも危険です。「今日だけの割引」だけで決めないでください。
家庭教師のトライは、無料学習相談を案内しています。
悩みや予算を聞いたうえで、プランを提案する流れです。カリキュラムと料金プランを確認できます。
契約前に、料金と教材を確認しましょう。
先生交代、解約条件、最初の学習計画も大切です。納得してから始めてください。
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よくある質問
家庭教師を契約前に確認することは何ですか?
初期費用、月額総額、教材費、交通費、先生交代の条件、振替、契約期間、解約料、クーリング・オフ、学習計画、授業報告、支払い方法を確認しましょう。
月謝だけで判断しないことが重要です。
家庭教師の契約で教材費は必ずかかりますか?
会社によって異なります。
手持ち教材や学校ワークで進められる場合もあれば、教材購入が必要な場合もあります。契約前に教材名、金額、購入必須か、途中解約時の扱いを確認してください。
家庭教師は契約後にクーリング・オフできますか?
契約期間が2か月を超え、契約金額が5万円以上など一定条件を満たす家庭教師契約は、特定継続的役務提供に該当する場合があります。
法律で定められた書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフできるとされています。
契約前に無料相談で何を聞けばいいですか?
週1回と週2回の月額総額、初月費用、教材費、交通費、先生交代、振替、解約条件、最初の1か月の学習計画を聞きましょう。
見積もりは口頭だけでなく書面やメールで残すのがおすすめです。
家庭教師のトライは契約前に何を確認できますか?
家庭教師のトライ公式では、教育プランナーによる無料学習相談で悩みや目標、予算を聞き、カリキュラムと料金プランを提案すると案内されています。
契約前に料金、教材、先生交代、学習計画を確認しましょう。



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