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都立高校入試の換算内申・総合得点の計算方法【2027年度】自動計算ツール付き

都立高校入試の換算内申・総合得点の計算方法【2027年度】自動計算ツール付き 中学生

🎯 結論(先に要点)

都立高校入試(2027年度)の総合得点は1020点満点。学力検査500点を700点に、換算内申(5教科×1+実技4教科×2=65満点)を300点に換算し、英語スピーキングテスト(最大20点)を足します。下の自動計算で、今の通知表と予想点から目安を出せます。

「換算内申ってどう計算するの?」

「今の通知表で、当日は何点取ればいい?」

「実技4教科が2倍って本当?」

 

都立高校入試は、当日の点数だけでなく、通知表の評定(内申)も大きく効きます。

この記事では、東京都教育委員会の実施要綱にもとづいて、2027年度(令和9年度)入試の点数の出し方を整理しました。

通知表の評定と予想点を入れるだけで、総合得点の目安が出る計算ツールも用意しています。

 

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都立高校入試の総合得点は1020点満点

都立高校入試の総合得点1020点の内訳

一般的な都立高校(学力検査と調査書点の比率が7:3の学校)の総合得点は、次の3つの合計です。

 

項目 もとの点 換算後
学力検査(5教科) 500点(100点×5教科) 700点
調査書点(換算内申) 65(評定の合計) 300点
英語スピーキングテスト A〜F 最大20点
総合得点 1020点

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(PDF)(2026年10月2日に確認)。

学力検査と調査書点の合計1000点に、スピーキングテストの20点を足した1020点満点が「総合得点」です。

推薦入試や、面接・作文・実技検査を行う学校では、さらに点数が加わる場合があります。

 

換算内申の計算方法|実技4教科は2倍

換算内申は、中3の通知表の評定(1〜5)から計算します。

学力検査を行う5教科は1倍、行わない4教科は2倍して合計します。

 

教科 倍率 最大
国語・数学・英語・理科・社会 1倍 5×5=25
音楽・美術・保健体育・技術家庭 2倍 5×4×2=40
換算内申の合計 65

たとえば5教科がすべて4、実技4教科がすべて3なら、20+24=44です。

調査書点は、換算内申65を300点にした値です(44なら約203点)。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(PDF)(2026年10月2日に確認)。

総合得点の自動計算ツール

今の通知表の評定と、当日の予想点を選ぶと、総合得点の目安がすぐに出ます。

志望校の合格ラインと比べて、あと何点必要かを考える材料にしてください。

 

🧮 都立高校入試 総合得点の自動計算(2027年度・一般的な7:3の学校)

① 通知表の評定(1〜5)



② 学力検査の点数(各100点・予想でOK)


③ 英語スピーキングテスト(ESAT-J)の結果

※学力検査と調査書点の比率が7:3の学校の計算です。自校作成問題校・傾斜配点を行う学校、6:4の学科、7:3と10:0の高い方を使う学校は結果が変わります。目安としてお使いください。

早見表|換算内申ごとに必要な当日点(5教科合計)

目標の総合得点に届くには、当日の5教科で何点必要かを、換算内申ごとに計算しました。

スピーキングテストはC(12点)として計算しています(7:3の学校)。

 

換算内申 総合600点に必要 総合700点に必要 総合800点に必要
35(調査書点162点) 305点(1教科平均61点) 376点(1教科平均75点) 447点(1教科平均89点)
40(調査書点185点) 288点(1教科平均58点) 360点(1教科平均72点) 431点(1教科平均86点)
45(調査書点208点) 272点(1教科平均54点) 343点(1教科平均69点) 415点(1教科平均83点)
50(調査書点231点) 255点(1教科平均51点) 327点(1教科平均65点) 398点(1教科平均80点)
55(調査書点254点) 239点(1教科平均48点) 310点(1教科平均62点) 382点(1教科平均76点)
60(調査書点277点) 222点(1教科平均44点) 294点(1教科平均59点) 365点(1教科平均73点)

計算式は「必要な素点合計=(目標の総合得点−調査書点−スピーキング点)÷1.4」です。

換算内申が5違うと、当日の素点で約16点分の差になります。

志望校の目標点は、学校説明会や塾の資料で確認してください。

 

学力検査と調査書点の比率|原則7:3

全日制の都立高校は、原則として学力検査7:調査書点3の比率です。

ただし、次のように例外があります。

 

区分 比率
全日制(原則) 7:3
芸術・体育に関する学科 6:4
7:3と10:0の高い方を使う学校 受検者ごとに両方で計算し、高い方を採用
定時制 7:3または6:4

令和9年度は、7:3と10:0の高い方を使う方法が、新たに2校(北園・武蔵野北)の全日制普通科で実施されます。

志望校がどの方法かは、実施要綱の別表や学校の募集案内で確認してください。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(PDF)(2026年10月2日に確認)。

7:3と10:0の高い方を使う2校|北園・武蔵野北

令和9年度に新しく始まるのは、北園高校と武蔵野北高校の第一次募集です。

受検者ごとに7:3と10:0(学力検査だけ)の両方で計算し、高い方を選考に使います。

内申が当日点より低めの人でも、当日点で勝負できる仕組みです。第二次募集は6:4と10:0の高い方です。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・普通教育を主とする学科(PDF)(2026年10月5日に確認)。

自校作成問題の学校(令和9年度)

次の10校は、国語・数学・英語を学校独自の問題(自校作成)で、社会・理科を都立共通問題で行います。

 

学校 自校作成の教科 共通問題の教科
日比谷 国語・数学・英語 社会・理科
戸山 国語・数学・英語 社会・理科
青山 国語・数学・英語 社会・理科
西 国語・数学・英語 社会・理科
八王子東 国語・数学・英語 社会・理科
立川 国語・数学・英語 社会・理科
国立 国語・数学・英語 社会・理科
新宿 国語・数学・英語 社会・理科
墨田川 国語・数学・英語 社会・理科
国分寺 国語・数学・英語 社会・理科
国際 英語 国語・数学・社会・理科

自校作成の3教科は共通問題と問題が違うため、当日の素点の見込みはその学校の過去問で確かめる必要があります。

総合得点の計算方法(700点+300点+20点)自体は他の学校と同じです。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・別表7 学力検査問題を自校で作成する高校一覧(PDF)(2026年10月5日に確認)。

英語スピーキングテスト(ESAT-J)の点数

結果 A B C D E F
点数 20点 16点 12点 8点 4点 0点

正当な理由で受けられなかった場合は、「仮のスピーキングテスト結果」を出して不利にならないよう扱われます。

それ以外で受けなかった場合は加点されません。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(PDF)(2026年10月2日に確認)。

推薦入試の配点|調査書点は総合成績の50%まで(令和9年度)

都立高校の推薦に基づく選抜は、学力検査を行わず、調査書点・個人面接(集団討論を行う学校は集団討論を含む)・小論文または作文などの合計で決まります。

調査書点の割合は総合成績の50%が上限で、各校が配点を決めます。

評定を使う学校の調査書点は「評定の合計(9教科・45満点)×調査書点の満点÷45」で計算します。一般入試と違い、実技4教科も2倍になりません。

 

都立高校の推薦入試の配点(令和9年度・例)

たとえば調査書点の満点が450点の学校で、評定の合計が40なら、40×450÷45=400点です。

 

普通科の推薦配点一覧(令和9年度)

学校 推薦枠 調査書点 面接等 小論文・作文 合計 調査書の割合
日比谷 20% 450 200(集団討論含む) 小論文 250 900 50%
三田 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
戸山 20% 450 150 小論文 300 900 50%
竹早 20% 500 250(集団討論含む) 小論文 250 1000 50%
向丘 20% 500 300 作文 200 1000 50%
上野 20% 500 150 小論文 350 1000 50%
日本橋 20% 450 300 作文 150 900 50%
本所 20% 500 300 作文 200 1000 50%
城東 20% 400 200 作文 200 800 50%
東 20% 360 160 小論文 200 720 50%
深川 20% 450 270 作文 180 900 50%
大崎 20% 450 250 作文 200 900 50%
小山台 20% 300 200 小論文 400 900 33%
目黒 20% 450 150 作文 300 900 50%
大森 20% 360 240 作文 120 720 50%
田園調布 20% 375 125 小論文 250 750 50%
雪谷 20% 300 100 小論文 200 600 50%
桜町 20% 600 400 小論文 200 1200 50%
千歳丘 20% 600 300 作文 300 1200 50%
松原 20% 500 200 作文 300 1000 50%
青山 20% 450 100 小論文 500 1050 43%
広尾 20% 500 300 作文 200 1000 50%
鷺宮 20% 500 300(集団討論含む) 作文 200 1000 50%
武蔵丘 20% 500 200 作文 300 1000 50%
西 20% 360 240(集団討論含む) 作文 300 900 40%
豊島 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
文京 20% 300 150 小論文 150 600 50%
竹台 20% 450 200 作文 250 900 50%
板橋 20% 450 200 作文 250 900 50%
大山 20% 500 250 作文 250 1000 50%
北園 20% 450 150(集団討論含む) 小論文 300 900 50%
高島 20% 500 250 作文 250 1000 50%
井草 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
石神井 20% 400 200 作文 200 800 50%
田柄 20% 500 300 作文 200 1000 50%
練馬 20% 450 360 作文 90 900 50%
足立 20% 450 240 作文 240 930 48%
足立西 20% 350 200 作文 150 700 50%
江北 20% 450 150 小論文 300 900 50%
葛飾野 20% 450 200 作文 250 900 50%
南葛飾 20% 500 300 作文 200 1000 50%
江戸川 20% 400 200 作文 200 800 50%
葛西南 20% 300 150 作文 150 600 50%
小岩 20% 300 200 作文 100 600 50%
小松川 20% 500 250 小論文 250 1000 50%
篠崎 22% 500 300 作文 200 1000 50%
紅葉川 20% 500 300 小論文 200 1000 50%
片倉 22% 450 350 作文 100 900 50%
富士森 20% 500 250 作文 250 1000 50%
松が谷 20% 500 300 作文 200 1000 50%
立川 20% 500 100 小論文 400 1000 50%
武蔵野北 20% 450 150 小論文 300 900 50%
多摩 20% 500 300 作文 200 1000 50%
府中 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
府中西 22% 500 350 作文 150 1000 50%
府中東 22% 450 250 作文 200 900 50%
昭和 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
拝島 20% 400 200 作文 200 800 50%
神代 20% 450 150 作文 300 900 50%
調布北 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
調布南 20% 500 300(集団討論含む) 小論文 200 1000 50%
野津田 20% 300 200 作文 100 600 50%
町田 20% 450 150 小論文 300 900 50%
山崎 20% 500 300 作文 200 1000 50%
小金井北 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
小平 20% 500 200 小論文 300 1000 50%
小平西 22% 450 225 作文 225 900 50%
小平南 20% 450 240 作文 210 900 50%
日野 22% 600 250 作文 350 1200 50%
日野台 20% 450 150 小論文 300 900 50%
南平 20% 450 225 作文 225 900 50%
東村山西 20% 450 200 作文 250 900 50%
国立 20% 450 150 小論文 300 900 50%
福生 20% 500 250 作文 250 1000 50%
狛江 20% 600 300 小論文 300 1200 50%
清瀬 20% 450 220 小論文 230 900 50%
久留米西 20% 500 300 作文 200 1000 50%
武蔵村山 20% 300 150 作文 150 600 50%
永山 20% 450 225 作文 225 900 50%
五日市 20% 500 300 作文 200 1000 50%
田無 20% 500 300 作文 200 1000 50%
保谷 20% 500 200 小論文 300 1000 50%

東京都教育委員会の別表(普通教育を主とする学科・学年制)に載っている推薦実施校のうち、面接の方法が特殊な一部の学校を除いて掲載しています。

コース・単位制・専門学科は別の表で、配点も異なります。文化・スポーツ等特別推薦の有無も学校ごとに違います。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」・普通教育を主とする学科(PDF)(2026年10月5日に確認)。

点数を上げるなら、どこから手をつける?

計算の仕組みから、点数の上がり方には差があります。

 

上げるもの 総合得点への影響(目安)
5教科の評定を1上げる 換算内申+1=約4.6点
実技4教科の評定を1上げる 換算内申+2=約9.2点
学力検査を1教科10点上げる 約14点(×1.4)
スピーキングをCからBへ +4点

中3の秋以降は、当日の学力検査の点数を上げる方が、総合得点への影響は大きくなりやすいです。

一方、2学期の評定はこれから決まる学校も多く、実技の評定は2倍で効きます。

提出物や授業態度で上げられる余地がないか、学校の先生に確認してみてください。

 

2027年度(令和9年度)の日程

選抜 願書受付 検査日 合格発表
推薦に基づく選抜 1月8日(金)〜18日(月) 1月26日(火)・27日(水) 2月2日(火)
学力検査(第一次募集) 1月29日(金)〜2月4日(木) 2月21日(日) 3月1日(月)
第二次募集 3月4日(木) 3月9日(火) 3月12日(金)

出願は、令和8年12月18日(金)から各選抜の願書受付の最終日まで、専用サイトに入力します。

くわしくは都立高校入試2027の日程もご覧ください。

 

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」(2026年10月5日に確認)。

家庭教師で当日点と内申を同時に伸ばす

当日の点数を上げるには、5教科の苦手単元を早めに戻すことが近道です。

1対1の家庭教師なら、学校の定期テスト対策(内申)と、入試問題の演習(当日点)を、子どもに合わせた順番で進められます。

 

家庭教師の合格王では、無料体験レッスンで今の成績と志望校を伝えると、学習プランと料金の見積もりを確認できます。

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よくある質問

都立高校入試の換算内申はどう計算しますか?

通知表の評定のうち、学力検査を行う5教科(国語・数学・英語・理科・社会)は1倍、行わない4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は2倍して合計します。オール5なら65です。東京都教育委員会の実施要綱では、学力検査を実施する教科は評定数値を1倍、実施しない教科は2倍して調査書点を算出するとされています。

 

都立高校入試の総合得点は何点満点ですか?

1020点満点です。学力検査の得点と調査書点の合計1000点(原則7:3)に、英語スピーキングテストの結果を点数化した20点を加えます。

 

学力検査の得点と調査書点の比率は?

全日制は原則として7:3です。芸術・体育に関する学科は6:4です。7:3と10:0の両方で計算して高い方を使う学校もあり、令和9年度は新たに2校の全日制普通科で実施されます。

 

英語スピーキングテストは何点になりますか?

Aは20点、Bは16点、Cは12点、Dは8点、Eは4点、Fは0点です。正当な理由で受けられなかった場合は「仮のスピーキングテスト結果」で扱われます。

 

換算内申を1上げると何点分になりますか?

調査書点は換算内申65を300点に換算するため、換算内申1は約4.6点です。実技4教科は2倍で数えるため、実技の評定が1上がると換算内申は2上がり、約9.2点分になります。

 

日比谷高校の推薦入試の配点は?

令和9年度は、調査書点450点・個人面接と集団討論200点・小論文250点の合計900点です(東京都教育委員会の別表より)。

 

自校作成問題の学校はどこですか?

令和9年度は、日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立・新宿・墨田川・国分寺の10校が国語・数学・英語を自校作成、国際高校が英語を自校作成で行います。

 

まとめ

まとめ

  • 総合得点は1020点満点(学力検査700+調査書点300+スピーキング20)
  • 換算内申は5教科×1+実技4教科×2=65満点
  • 比率は原則7:3(例外の学校は実施要綱で確認)
  • スピーキングはA20・B16・C12・D8・E4・F0点
  • 秋以降は当日点の伸びしろが大きい
  • 推薦は調査書点が総合成績の50%まで。配点は学校ごと(一覧参照)
  • 自校作成は10校+国際。北園・武蔵野北は7:3と10:0の高い方

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