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栃木県立高校入試の新制度と配点【2027年度】一般選抜の学力点・調査書点と特色選抜の一覧(普通科33校)計算ツール付き

栃木県立高校入試の新制度と配点【2027年度】一般選抜の学力点・調査書点と特色選抜の一覧(普通科33校)計算ツール付き 中学生

🎯 結論(先に要点)

栃木県立高校入試は2027年度(令和9年度)から、全日制の志願者全員が一般選抜の学力検査(5教科500点)を受け、特色選抜は同じ高校に追加で出願する形になります。一般選抜の調査書点は学校ごとに違い、普通科では50点(宇都宮・栃木など)から500点(那須など)まで幅があります。普通科33校の配点を一覧にしました。

「2027年から栃木の入試はどう変わる?」

「志望校は内申と当日点、どっちが大事?」

「特色選抜で落ちたら一般選抜はどうなる?」

 

栃木県立高校の入学者選抜は、2027年春に受検する今の中学3年生から仕組みが変わります。

この記事では、栃木県教育委員会の「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」と「入試情報(別紙1)」にもとづいて、新しい選抜の流れと、普通科33校の学力点・調査書点・特色選抜の配点を整理しました。

志望校を選んで、予想点と評定から合計の目安を確認できるツールも用意しています。

 

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2027年度からの新制度|全員が一般選抜の学力検査を受ける

栃木県立高校入試 2027年度からの流れ
一般選抜 特色選抜
出願 全日制の全志願者。1校1学科(第2・第3志望を認める学校あり) 一般選抜と同じ高校・学科に追加で出願。自己表現シートを提出
検査 学力検査(5教科・各100点) 一般選抜の学力検査+学校独自検査(面接・プレゼンテーションなど)
定員 特色選抜の合格者を除いた残り 募集定員の50%を上限に学校・学科ごと
判定 第2次選抜(特色選抜の合格者を除く全員) 第1次選抜(特色選抜の受検者)

特色選抜に出願しても、不合格なら第2次選抜で一般選抜の配点により判定されます。

特色選抜は「同じ高校を2回のチャンスで狙える」仕組みと考えるとわかりやすいでしょう。

ただし、一般選抜の志願先を変更すると特色選抜の出願は取り下げになります。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」「県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1)」(2026年10月8日に確認)。

一般選抜の配点|学力点500点と学校ごとの調査書点

一般選抜は、学力検査の学力点(500点)と、調査書の評定をもとにした調査書点で選抜します。

調査書点の満点は学校ごとに決められていて、同じ普通科でも50点から500点まで10倍の差があります。

 

栃木県立高校 普通科の一般選抜で調査書点が占める割合

宇都宮・宇都宮東・宇都宮北・宇都宮女子・宇都宮中央・栃木・真岡・大田原の8校は調査書点が50〜55点で、学力点500点に対して1割程度です。当日の学力検査の得点が合否を大きく左右します。

一方で、馬頭・黒羽・那須の3校は調査書点が500点で、学力検査と調査書が同じ重さです。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」「県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1)」(2026年10月8日に確認)。

普通科33校の配点一覧(令和9年度)

別紙1から、全日制の普通科(小山の普通・数理科学を含む)の33校分を抜き出しました。「調査書の割合」は一般選抜の調査書点÷(学力点+調査書点)です。

 

番号 高校 一般選抜 学力点:調査書点 調査書の割合 特色選抜 学力点/調査書点/独自検査点 特色選抜の定員の割合 傾斜配点
1 宇都宮 500:50 9% 500/100/100 10% 国数英
2 宇都宮東 500:50 9% 500/500/250 20% -
3 宇都宮南 500:125 20% 500/270/400 30% -
4 宇都宮北 500:50 9% 500/150/150 15% -
5 宇都宮女子 500:50 9% 500/50/180 10% 国数英
6 宇都宮中央 500:50 9% 500/150/150 15% -
10 鹿沼 500:135 21% 500/135/65 25% -
11 鹿沼東 500:125 20% 500/200/300 50% -
14 上三川 500:214 30% 500/214/100 20% -
15 石橋 500:100 17% 500/100/400 20% -
16 小山(普通・数理科学) 500:125 20% 500/125/375 15% -
17 小山南 500:214 30% 500/500/300 30% -
18 小山西 500:125 20% 500/500/1000 30% -
21 栃木 500:50 9% 500/135/135 10% 国数英
22 栃木女子 500:100 17% 500/100/300 20% -
26 栃木翔南 500:125 20% 500/500/500 25% -
27 壬生 500:200 29% 500/200/400 30% -
28 佐野 500:125 20% 500/125/375 30% -
29 佐野東 500:100 17% 500/200/100 20% -
31 足利 500:135 21% 500/270/150 15% -
34 足利清風 500:135 21% 500/500/500 35% -
35 真岡 500:50 9% 500/500/1000 20% -
36 真岡女子 500:135 21% 500/135/360 25% -
39 益子芳星 500:350 41% 500/500/250 30% -
41 烏山 500:135 21% 500/540/600 35% -
42 馬頭 500:500 50% 500/570/180 20% -
43 大田原 500:55 10% 500/135/165 20% -
44 大田原女子 500:135 21% 500/135/200 30% -
45 黒羽 500:500 50% 500/500/1000 30% -
48 那須 500:500 50% 500/675/200 20% -
49 黒磯 500:135 21% 500/200/600 20% -
52 矢板東 500:135 21% 500/135/360 40% -
53 高根沢 500:340 40% 500/500/250 40% -

宇都宮・宇都宮女子・栃木は、国語・数学・英語に傾斜配点があります(倍率は各校の公表資料で確認してください)。

特色選抜では、小山西・真岡・黒羽の3校が学校独自検査を1000点とし、学力点500点より重く見ています。

宇都宮南・石橋・佐野・真岡女子・矢板東なども、特色選抜では独自検査の配点が調査書点より大きくなっています。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」「県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1)」(2026年10月8日に確認)。

特色選抜の学校独自検査と定員の割合(全日制)

項目 内訳(全日制54校101系・科)
定員の割合 10%:3校/15%:4校/20%:13校/25%:4校/30%:20校/35%:7校/40%:4校/50%:4校(学科で異なる学校は延べ数)
学校独自検査 プレゼンテーション:32校61系・科/個人面接:25校47科/集団面接:1校1科/グループ討論:1校1科

学校独自検査は、プレゼンテーションと個人面接が中心です。

特色選抜の出願には、志望校が定める資格要件を満たすことが必要で、自己表現シートは学校独自検査の参考資料として使われます。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜に係る「学校(学科)情報・入試情報」について」(報告6、令和7年9月公表分を含む)。

 

特色選抜は受けたほうがいい?出願前に確認すること

確認すること 内容(要項・別紙1より)
資格要件 志望校が定める資格要件を満たす必要がある(県・各学校のホームページで公表)
提出書類 一般選抜の書類に加えて自己表現シート。学校独自検査の参考資料になる
出願先 一般選抜と同じ高校・学科。第2・第3志望を認める学校では第1志望の学科
検査 2月24日の学力検査に加え、2月25日・26日の学校独自検査(1日で行う学校は25日)
出願変更 特色選抜の出願先だけを変更することはできない。一般選抜の志願先を変えると特色選抜は取り下げ

特色選抜は、一般選抜と同じ学力検査の結果も使い、学校独自検査(プレゼンテーションや面接)と調査書をあわせて判定します。

不合格でも一般選抜で判定されるため、資格要件を満たすなら、志望校のチャンスを1回増やす手段になります。

ただし、プレゼンテーションや自己表現シートの準備に時間がかかるので、学力検査の勉強時間とのバランスを考えて決めましょう。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」「県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1)」(2026年10月8日に確認)。

志望校のタイプ別|今からの勉強の配分

タイプ(一般選抜) 主な学校 勉強の配分の目安
学力検査重視(調査書点50〜55点) 宇都宮・宇都宮東・宇都宮北・宇都宮女子・宇都宮中央・栃木・真岡・大田原 5教科の入試演習を中心に。傾斜配点のある学校は国数英を厚めに
中間(調査書点100〜214点) 石橋・小山・佐野・鹿沼・足利・矢板東など 定期テストで評定を守りつつ、学力検査の演習を並行
調査書重視(調査書点340〜500点) 高根沢・益子芳星・馬頭・黒羽・那須など 残りの定期テストで評定を上げることの効果が大きい

同じ「内申」でも、志望校の調査書点が50点か500点かで、評定1つの重さはまったく違います。

まずは一覧で志望校の配点を確認し、評定と学力検査のどちらに時間をかけるかを決めましょう。

 

一般選抜・特色選抜の配点チェックツール

志望校を選び、学力検査の予想点と中1〜中3の評定を入れると、一般選抜と特色選抜それぞれの合計の目安が出ます。

調査書点への換算方法は公表されていないため、評定合計の割合をかけた目安として使ってください。

 

🧮 栃木県立高校入試 一般選抜・特色選抜の配点チェック(2027年度・普通科)

① 志望校

② 学力検査の点数(各100点・予想でOK)

③ 中1の評定

④ 中2の評定

⑤ 中3の評定

⑥ 特色選抜の学校独自検査の出来(予想・%)

※調査書の評定を各校の調査書点へ換算する方法は県教育委員会の公表資料に記載がないため、このツールは「中1〜中3の9教科の評定合計÷135」の割合を調査書点にかけた目安です。実際の選抜は、調査書のその他の記載事項なども資料に総合的に判定されます。傾斜配点のある学校(宇都宮・宇都宮女子・栃木の国数英)は反映していません。

モデルケース|同じ成績でも学校で結果の見え方が変わる

宇都宮東(一般 500:50) 那須(一般 500:500)
学力検査 各70点(350点)・評定の得点率80% 350+40=390 / 550(71%) 350+400=750 / 1000(75%)
学力検査 各60点(300点)・評定の得点率90% 300+45=345 / 550(63%) 300+450=750 / 1000(75%)

調査書点を評定の得点率に比例させた目安で計算すると、調査書点50点の学校では評定が10ポイント高くても5点しか差がつきません。

調査書点が小さい学校ほど、当日の学力検査の1点が重くなります。調査書点が大きい学校では、評定の差がそのまま合計に効いてきます。

 

2027年度(令和9年度)の日程と学力検査の時間割

項目 期日(令和9年)
出願期間 1月29日(金)〜2月8日(月)
出願変更期間 2月10日(水)・12日(金)
受検票交付 2月19日(金)〜23日(火)
学力検査(全ての出願者) 2月24日(水)
学校独自検査(特色選抜出願者) 2月25日(木)・26日(金)
追検査 学力検査3月8日(月)・学校独自検査3月9日(火)
合格者発表 3月12日(金)
時間 教科
9:35〜10:25 国語
10:50〜11:40 数学
12:05〜12:55 外国語(英語・リスニングを含む)
13:50〜14:40 社会
15:05〜15:55 理科

令和9年度から、英語のリスニングでは音声を2回流す問題と1回流す問題が出題されます。

くわしくは栃木県公立高校入試2027の日程もご覧ください。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜における学力検査時間割及び出題方針等について」・入学者選抜要項(2026年10月8日に確認)。

 

知っておきたい出願のルール

ルール 内容(令和9年度要項)
通学区域 県内全域(どの県立高校にも出願できる)
出願できる数 一般選抜は1校1学科。学校によって第2志望・第3志望まで認める場合がある
出願変更 書類提出後に1回だけ、同じ課程の学校・学科に変更できる(2月10日・12日)
定時制との併願 全日制の一般選抜・特色選抜と、定時制の一般選抜などは併願できない
再募集(全日制) 出願3月12日(金)〜15日(月)、面接・作文3月17日(水)、合格者発表3月18日(木)

出願変更は1回だけなので、志願状況を見て変更するかどうかは、担任の先生と事前に相談しておきましょう。

 

出典:栃木県教育委員会「令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」「県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1)」(2026年10月8日に確認)。

過去の学力検査問題は公立高校入試の過去問を無料ダウンロードできる公式ページ一覧から探せます。

 

家庭教師で当日点と内申を同時に伸ばす

栃木県の新制度では、全員が同じ学力検査を受け、志望校の配点で学力点と調査書点を合わせて判定されます。

1対1の家庭教師なら、志望校の調査書点の大きさに合わせて、定期テスト対策(評定)と5教科の入試演習の時間配分を決められます。

 

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よくある質問

栃木県立高校入試は2027年度から何が変わりますか?

全日制課程の志願者は全員が一般選抜に出願して、2月24日の学力検査(5教科)を受けます。特色選抜は、一般選抜と同じ高校・学科に追加で出願する形になり、学校独自検査は2月25日・26日に行われます。

 

特色選抜で不合格になったらどうなりますか?

第1次選抜で特色選抜の受検者を判定したあと、第2次選抜で特色選抜の合格者を除く全ての受検者を一般選抜の配点で判定します。特色選抜で合格とならなくても、同じ高校の一般選抜で判定されます。

 

調査書点は何点ですか?

学校・学科ごとに違います。普通科の一般選抜では、宇都宮・宇都宮東・宇都宮女子・栃木・真岡などが50点(学力点500点)、馬頭・黒羽・那須が500点(学力点500点)です。

 

特色選抜の定員はどのくらいですか?

募集定員の50%を上限に学校・学科ごとに決まっています。普通科では宇都宮・宇都宮女子・栃木が10%、鹿沼東が50%などです。

 

出願先は変更できますか?

出願書類の提出後、1回に限り同じ課程の学校・学科に変更できます(出願変更期間は2月10日・12日)。一般選抜の志願先を変更すると、特色選抜の出願は取り下げになります。

 

まとめ

まとめ

  • 2027年度から全員が一般選抜の学力検査(2月24日・5教科500点)を受ける
  • 特色選抜は同じ高校・学科に追加出願。不合格でも第2次選抜で一般選抜の配点により判定
  • 一般選抜の調査書点は学校ごと。普通科は50点〜500点
  • 宇都宮・栃木・真岡など8校は調査書点50〜55点で学力検査重視
  • 特色選抜の定員は10〜50%。学校独自検査はプレゼンテーションと個人面接が中心

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