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茨城県立高校入試の内申点とA群・B群の仕組み【2027年度】学校別のB群比率・自己チェックツール付き

茨城県立高校入試の内申点とA群・B群の仕組み【2027年度】学校別のB群比率・自己チェックツール付き 中学生

🎯 結論(先に要点)

茨城県立高校入試(2027年度・共通選抜)の内申点(調査書)は、中1〜中3の9教科の評定の3年間の合計で135点満点。学力検査は500点満点です。2つを足し算せず、学力検査の順位が定員の80%以内かつ調査書の順位が定員以内の人を「A群」として原則合格とし、残りの「B群」は学校ごとの比率(普通科は44校が学力検査重視80:調査書重視20)で選びます。

「茨城の内申点は何点満点?」

「A群・B群ってどう決まるの?」

「志望校は当日点と内申のどちらを重視する?」

 

茨城県の県立高校入試(共通選抜)は、学力検査と調査書の「順位」を組み合わせて合否を決める仕組みです。

この記事では、茨城県教育委員会の令和9年度実施要項と実施細則にもとづいて、A群・B群の決まり方と、学校ごとのB群の比率を整理しました。

通知表の評定と予想点から、調査書と学力検査の値を確認できるツールも用意しています。

 

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調査書(内申点)|3年間の評定合計・135点満点

学年 使う評定 最大
中1 9教科の評定(5段階)の合計 45点
中2 9教科の評定の合計 45点
中3 9教科の評定の合計 45点
合計 3年間の評定合計 135点

茨城県の共通選抜では、中1から中3までの評定が同じ重さで合計されます。中3だけを何倍にもする都道府県とは違い、中1・中2の成績もそのまま効きます。

B群の調査書重視の選抜では、評定以外の記載項目(特別活動、部活動・特技等、総合的な学習の時間等など)も各高校が1項目以上使います。

 

出典:茨城県教育委員会「高校入試(高等学校)」・令和9年度実施要項(PDF)・令和9年度実施細則(PDF)(2026年10月7日に確認)。

共通選抜のA群・B群|足し算せず「順位」を使う

茨城県立高校入試 共通選抜のA群・B群
段階 決め方
A群 学力検査の得点合計の順位が共通選抜の定員の80%以内、かつ調査書の評定合計の順位が定員以内の人。原則として合格(調査書の記載事項や学力検査に特に問題がある人は保留しB群へ)
B群 A群以外の人。残りの人数を「学力検査の結果を重視した選抜」と「調査書の記録を重視した選抜」で決める
B群の比率 学力検査重視:調査書重視=20:80、30:70、40:60、50:50、60:40、70:30、80:20の中から各高校が決める

「共通選抜の定員」は、募集定員から特例入学者選抜枠と特色選抜枠の合格者数を引いた人数です。

県の実施細則の例では、共通選抜の定員100人の学校で、学力検査80位以内かつ調査書100位以内の人が70人いればその70人がA群、残り30人を60:40の学校なら学力検査重視で18人・調査書重視で12人選ぶ、と説明されています。

受検者数が定員内のときは、「募集定員」を「受検者数」と読み替えて選抜します。

 

出典:茨城県教育委員会「高校入試(高等学校)」・令和9年度実施要項(PDF)・令和9年度実施細則(PDF)(2026年10月7日に確認)。

学校別のB群比率(令和9年度・普通科)

茨城県立高校 普通科のB群比率

実施細則の別表1から、全日制の普通科64校分を抜き出しました。「特色選抜」は特色選抜を実施するかどうかです。

 

高校 学科 特色選抜 B群 学力検査重視 B群 調査書重視
日立第二 普通科 実施 80% 20%
多賀 普通科 実施 80% 20%
日立北 普通科 実施 80% 20%
磯原郷英 普通科 実施 70% 30%
太田第一 普通科 実施 80% 20%
太田西山 普通科 実施 80% 20%
小瀬 普通科 実施しない 80% 20%
常陸大宮 普通科 実施しない 50% 50%
水戸第一 普通科 実施しない 80% 20%
水戸第二 普通科 実施しない 80% 20%
水戸第三 普通科 実施 80% 20%
水戸桜ノ牧 普通科 実施 80% 20%
水戸桜ノ牧常北校 普通科 実施しない 70% 30%
佐和 普通科 実施 80% 20%
那珂湊 普通科 実施 50% 50%
笠間 普通科 実施しない 80% 20%
大洗 普通科 実施 70% 30%
東海 普通科 実施 80% 20%
茨城東 普通科 実施 30% 70%
那珂 普通科 実施 80% 20%
鉾田第一 普通科 実施 80% 20%
麻生 普通科 実施 80% 20%
潮来 普通科 実施しない 70% 30%
鹿島 普通科 実施 80% 20%
神栖 普通科 実施しない 60% 40%
波崎 普通科 実施しない 70% 30%
波崎柳川 普通科 実施しない 70% 30%
土浦第一 普通科 実施しない 80% 20%
土浦第二 普通科 実施しない 80% 20%
土浦第三 普通科 実施 80% 20%
土浦湖北 普通科 実施 80% 20%
石岡第一 普通科 実施 80% 20%
石岡第二 普通科 実施 70% 30%
中央 普通科 実施 80% 20%
竜ヶ崎第一 普通科 実施 80% 20%
竜ヶ崎第二 普通科 実施 70% 30%
竜ヶ崎南 普通科 実施しない 50% 50%
取手第二 普通科 実施 80% 20%
取手松陽 普通科 実施 80% 20%
藤代 普通科 実施 80% 20%
藤代紫水 普通科 実施 60% 40%
牛久 普通科 実施 80% 20%
牛久栄進 普通科 実施しない 80% 20%
つくばサイエンス 普通科 実施 80% 20%
岩瀬 普通科 実施しない 70% 30%
真壁 普通科 実施 50% 50%
下館第一 普通科 実施 80% 20%
下館第二 普通科 実施 80% 20%
下妻第一 普通科 実施 80% 20%
下妻第二 普通科 実施 80% 20%
結城第一 普通科 実施しない 80% 20%
石下紫峰 普通科 実施しない 40% 60%
水海道第一 普通科 実施 80% 20%
水海道第二 普通科 実施 80% 20%
古河第一 普通科 実施 80% 20%
古河第二 普通科 実施 70% 30%
古河第三 普通科 実施 80% 20%
三和 普通科 実施しない 60% 40%
境 普通科 実施 80% 20%
守谷 普通科 実施 50% 50%
伊奈 普通科 実施 80% 20%
日立第一 普通科・サイエンス科(くくり募集) 実施 80% 20%
緑岡 普通科・理数科(くくり募集) 実施しない 80% 20%
竹園 普通科・国際科(くくり募集) 実施しない 80% 20%

普通科では44校がB群を学力検査重視80:調査書重視20で選びます。

水戸第一・土浦第一・竹園・緑岡などの進学校は特色選抜を行わず、全員を共通選抜で選びます。常陸大宮・那珂湊・竜ヶ崎南・真壁・守谷など50:50の学校や、茨城東(30:70)のように調査書重視の割合が大きい学校もあります。

専門学科・総合学科・定時制の比率は実施細則で確認してください。

 

出典:茨城県教育委員会「高校入試(高等学校)」・令和9年度実施要項(PDF)・令和9年度実施細則(PDF)(2026年10月7日に確認)。

調査書・学力検査の自己チェックツール

中1〜中3の評定と当日の予想点を入れると、調査書(135点)と学力検査(500点)の値と、志望校のB群比率が確認できます。

 

🧮 茨城県立高校入試 調査書・学力検査の自己チェック(2027年度・共通選抜)

① 中1の評定

② 中2の評定

③ 中3の評定

④ 学力検査の点数(各100点・予想でOK)

⑤ 志望校(普通科)

※茨城県の共通選抜は、調査書と学力検査を足し算せず、それぞれの順位でA群を決めます。順位は受検者の分布で決まるため、このツールは自分の値の確認用です。調査書の「3年間の評定合計」は135点満点、学力検査は500点満点です。

特色選抜|定員の50%まで・面接など

項目 内容
対象 文化・芸術及び体育、奉仕活動及び生徒会活動のいずれかの分野で優れた資質・実績を有する人(出願要件は各高校が定める)
特色選抜枠 すべての学科で募集定員の50%が上限
選抜資料 調査書、学力検査、面接(一部はプレゼンテーション)の結果。高校により作文・実技検査
配点 学力検査以外の配点は各高校が定め、総合得点は1,200点を超えない(県リーフレットの例:学力検査500・調査書300・面接200・実技検査200)
不合格のとき 特色選抜で合格とならなかった人は、そのまま共通選抜で判定される

特色選抜に出願する人は志願理由書(一部の学校は活動報告書)を出し、学力検査の翌日(2月26日)に面接などを受けます。

 

出典:茨城県教育委員会「令和9年度県立高校入学者選抜リーフレット」(PDF)・実施要項。

 

2027年度から変わること|第2希望校と欠員補充

変更点 内容
第2希望校への出願 第1希望校に出願した人は、志願先変更後に定員に満たない学校として公表される「第2希望の対象校」から1校に出願できる(希望者のみ)
合否の発表 第1希望校・第2希望校とも3月11日に発表。第1希望校に合格した人は第2希望校の判定対象にならない
欠員補充 これまでの第2次募集に代わる手続。3月11日の発表後に欠員がある学校で3月16日に実施予定(調査書・面接が基本)
項目 期日(令和9年)
一般入学(第1希望校)出願 2月5日(金)〜9日(火)正午
志願先変更 2月15日(月)〜16日(火)14時
「第2希望の対象校」の公表 2月16日(火)夕方
第2希望校出願 2月18日(木)〜19日(金)14時
学力検査 2月25日(木)
特色選抜面接・実技検査等 2月26日(金)
合格発表 3月11日(木)9時
欠員補充 3月16日(火)

くわしくは茨城県公立高校入試2027の日程もご覧ください。

出典:令和9年度県立高校入学者選抜リーフレット(PDF)。

 

家庭教師で当日点と内申を同時に伸ばす

茨城県のA群は、学力検査と調査書の両方の順位が条件です。どちらか一方だけが高くてもA群には入れません。

1対1の家庭教師なら、残りの定期テスト対策(評定)と入試問題の演習(学力検査)を、子どもに合わせた順番で進められます。

 

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計算ツールに入れる予想点は、過去問を本番と同じ時間で解いて出すのがおすすめです。過去問の入手先は公立高校入試の過去問を無料でダウンロードできる公式ページ一覧をご覧ください。

 

よくある質問

茨城県立高校入試の内申点(調査書)は何点満点ですか?

共通選抜で使う調査書の評定合計は3年間の合計で、9教科×5段階×3学年=135点満点です。中1から中3までが同じ重さで入ります。

 

A群・B群とは?

共通選抜の受検者のうち、学力検査の得点合計の順位が共通選抜の定員の80%以内、かつ調査書の評定合計の順位が定員以内の人をA群として原則合格とします。残りがB群で、B群からは学力検査重視の選抜と調査書重視の選抜で残りの合格者を決めます。

 

B群の比率は学校で違いますか?

はい。学力検査重視:調査書重視の人数の比率は20:80から80:20の中から各高校が決めます。令和9年度は普通科の多くが80:20です(実施細則の別表1)。

 

学力検査は何点満点ですか?

国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、各教科100点満点、合計500点です。英語は筆記35分と聞き取り15分です。

 

第2希望校とは?

令和9年度から、一般入学(第1希望校)に出願した人は、志願先変更後に定員に満たない学校として公表される「第2希望の対象校」から1校に出願できます。第2希望校は第1希望校で受けた学力検査の成績と調査書の評定合計などで判定され、合格発表は第1希望校と同じ3月11日です。

 

まとめ

まとめ

  • 調査書=中1〜中3の9教科の評定合計(135点満点)
  • 学力検査は5教科×100点=500点
  • A群=学力検査順位が定員の80%以内かつ調査書順位が定員以内(原則合格)
  • B群は学校ごとの比率。普通科は44校が80:20
  • 2027年度から第2希望校への出願と欠員補充が始まる

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