🎯 結論(先に要点)
新潟県公立高校入試は2027年度(令和9年度)から新制度になり、特色化選抜が廃止されて一般選抜に「一般枠」と「学校設定枠」ができます。一般枠は、調査書(中1〜中3の9教科・135点)と学力検査(500点)をそれぞれ1000点に換算し、学校ごとの比重で合計します。普通科44校のうち3:7が32校、4:6が12校です。
「新潟の新しい入試はどう変わる?」
「内申点は何点満点で、どう計算する?」
「学校設定枠は受けたほうがいい?」
新潟県の公立高校入試は、2027年春に受検する今の中学3年生から新しい選抜制度になります。
この記事では、新潟県教育委員会の「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」と「学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等」にもとづいて、総合得点の計算方法と普通科44校の比重・学校設定枠を整理しました。
評定と予想点を入れると、県の算出方法どおりに一般枠の総合得点が計算できるツールも用意しています。
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2027年度からの新制度|特色化選抜が廃止され、一般枠と学校設定枠に
| 一般枠 | 学校設定枠 | |
|---|---|---|
| 出願 | すべての学校・学科が設定し、すべての志願者が出願 | 設定した学校・学科に、希望者が一般枠に加えて出願(同じ学校・学科) |
| 募集人数 | 全体の募集人数から学校設定枠を除いた人数 | 募集人数の50%を超えない範囲で5%ごと(校長が決める) |
| 検査 | 学力検査(5教科)。学校によっては翌日に学校独自検査 | 学力検査(5教科)+面接・志願理由書・作文・プレゼンテーション・実技検査など |
| 選抜の順番 | 学校設定枠の合格者を決めたあと | 先に選抜 |
これまで2月中旬に行われていた特色化選抜はなくなり、選抜日程全体が前倒しされます。
学校設定枠で合格とならなくても、一般枠で選抜されます。学校設定枠は、志望校のチャンスを1回増やす手段といえます。
出典:新潟県教育委員会「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」「令和9年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和8年3月時点)」(2026年10月9日に確認)。
一般枠の総合得点|調査書と学力検査を1000点に換算して比重で合計

| 項目 | 内容(県教育委員会の算出方法) |
|---|---|
| 学習の記録(調査書) | 中1〜中3の9教科の5段階評定の合計=135点満点→1000点満点に換算 |
| 学力検査 | 5教科×100点=500点(指定する2教科まで2倍の傾斜配点あり・上限700点)→1000点満点に換算 |
| 比重 | 調査書:学力検査=7:3、6:4、5:5、4:6、3:7のいずれか(学校ごと) |
| 総合得点 | それぞれの換算点に比重をかけて合計=1000点満点(学校独自検査がある学校は100〜500点を加算) |
例:3年間オール4(108点)・学力検査300点の人が3:7の学校を受けると、調査書は108÷135×1000=800点、学力検査は300÷500×1000=600点に換算されます。
総合得点は800×0.3+600×0.7=660点(1000点満点)です。同じ成績で4:6の学校なら320+360=680点になります。
新潟県の一般枠では、実技4教科の倍率はなく、中1・中2・中3の評定が同じ重さで入ります。普通科の一般枠には傾斜配点も学校独自検査もありません。
出典:新潟県教育委員会「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」「令和9年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和8年3月時点)」(2026年10月9日に確認)。
学校設定枠の配点|学校ごとに独自に換算
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学習の記録 | 135点が基本。指定した4教科までの評定を2倍にでき、上限195点 |
| 学力検査 | 5教科×100点。2教科まで2倍の傾斜配点あり(上限700点) |
| 換算 | 調査書と学力検査の換算点の合計が1000点になるよう、学校が独自に換算 |
| その他の検査等 | 面接・志願理由書・作文・プレゼンテーション・実技検査など。満点は500点が上限 |
| その他 | 資格(実用英語技能検定など)による加点を行う学校もある |
普通科では17校が学校設定枠を設定しています。中条・阿賀野・新潟東・松代のように、学校設定枠では調査書の配点を学力検査より大きくしている学校もあります。
学校設定枠は、志願者数が募集人数に満たない場合でも、総合的な判断で合格とならないことがあります。
出典:新潟県教育委員会「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」「令和9年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和8年3月時点)」(2026年10月9日に確認)。
普通科44校の比重と学校設定枠(令和9年度)

「学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和8年3月時点)」から、全日制の普通科(理数・学究などのコースを除く)を抜き出しました。募集学級と全体募集人数は令和8年10月末までに決定されます。
| 高校 | 全体募集人数 | 一般枠の比重(調査書:学力検査) | 学校設定枠の人数 | 学校設定枠の配点(調査書/学力検査/その他) |
|---|---|---|---|---|
| 村上 | 120人 | 3:7 | なし | - |
| 中条 | 80人 | 4:6 | 24人 | 600/400/100 |
| 新発田 | 240人 | 3:7 | なし | - |
| 新発田南 | 160人 | 3:7 | なし | - |
| 阿賀野 | 40人 | 4:6 | 12人 | 600/400/100 |
| 新潟 | 240人 | 3:7 | なし | - |
| 新潟中央 | 160人 | 3:7 | 8人 | 300/700/200 |
| 新潟南 | 280人 | 3:7 | なし | - |
| 新潟江南 | 280人 | 3:7 | 28人 | 500/500/100 |
| 新潟西 | 280人 | 3:7 | 14人 | 300/700/300 |
| 新潟東 | 280人 | 3:7 | 56人 | 700/300/100 |
| 碧 | 160人 | 3:7 | なし | - |
| 新潟向陽 | 200人 | 4:6 | なし | - |
| 巻 | 240人 | 3:7 | 12人 | 300/700/50 |
| 新津 | 240人 | 3:7 | 12人 | 500/500/100 |
| 新津南 | 120人 | 4:6 | 36人 | 500/500/100 |
| 白根 | 40人 | 4:6 | なし | - |
| 村松 | 40人 | 4:6 | なし | - |
| 阿賀黎明 | 40人 | 4:6 | 12人 | 400/600/300 |
| 三条 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 三条東 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 吉田 | 80人 | 4:6 | なし | - |
| 分水 | 80人 | 3:7 | なし | - |
| 加茂 | 120人 | 3:7 | なし | - |
| 長岡 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 長岡大手 | 200人 | 3:7 | 30人 | 300/700/100 |
| 長岡向陵 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 正徳館 | 40人 | 4:6 | なし | - |
| 見附 | 80人 | 3:7 | 4人 | 300/700/50 |
| 柏崎 | 200人 | 3:7 | 10人 | 300★/700/50 |
| 柏崎常盤 | 80人 | 3:7 | なし | - |
| 小千谷 | 160人 | 3:7 | なし | - |
| 小出 | 120人 | 3:7 | なし | - |
| 六日町 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 八海 | 80人 | 3:7 | 16人 | 300/700/500 |
| 十日町 | 120人 | 3:7 | 12人 | 500/500/200 |
| 松代 | 80人 | 4:6 | 12人 | 600/400/100 |
| 高田 | 200人 | 3:7 | なし | - |
| 高田北城 | 160人 | 3:7 | なし | - |
| 有恒 | 40人 | 4:6 | なし | - |
| 糸魚川 | 120人 | 3:7 | なし | - |
| 佐渡 | 160人 | 3:7 | なし | - |
| 佐渡(両津キャンパス) | 40人 | 3:7 | なし | - |
| 羽茂 | 40人 | 4:6 | 12人 | 400/600/50 |
★は調査書の5段階評定を2倍にする教科がある学校です(柏崎)。
新潟・長岡・高田・新発田・三条・新潟南など多くの学校が3:7で、学力検査の比重が大きくなっています。中条・阿賀野・新潟向陽・新津南・白根・村松・阿賀黎明・吉田・正徳館・松代・有恒・羽茂の12校は4:6です。
出典:新潟県教育委員会「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」「令和9年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和8年3月時点)」(2026年10月9日に確認)。
総合得点の計算ツール
中1〜中3の評定と学力検査の予想点(各100点)を入れ、志望校を選ぶと、一般枠の総合得点(1000点満点)が県の算出方法どおりに計算されます。学校設定枠のある学校は、その配点での目安も表示します。
🧮 新潟県公立高校入試 総合得点の計算(2027年度・普通科)
① 中1の評定
② 中2の評定
③ 中3の評定
④ 学力検査の点数(各100点・予想でOK)
⑤ 志望校(普通科)
※一般枠は、県教育委員会が示す算出方法(調査書135点・学力検査500点をそれぞれ1000点に換算し、比重をかけて合計)で計算します。普通科の一般枠には傾斜配点と学校独自検査がありません。学校設定枠は各校が独自に換算するため、配点に比例させた目安です(その他の検査等は含めません)。
モデルケース|比重3:7と4:6で何が変わる?
| Aさん(評定オール4・学力300点) | Bさん(評定オール3・学力350点) | |
|---|---|---|
| 調査書の換算点 | 108÷135×1000=800 | 81÷135×1000=600 |
| 学力検査の換算点 | 300÷500×1000=600 | 350÷500×1000=700 |
| 3:7の学校の総合得点 | 240+420=660 | 180+490=670 |
| 4:6の学校の総合得点 | 320+360=680 | 240+420=660 |
3:7の学校ではBさんが、4:6の学校ではAさんが上になります。
評定が高い人は比重4:6の学校で、当日点に自信がある人は3:7の学校で有利になりやすいことがわかります。
2027年度(令和9年度)の日程
| 項目 | 期日(令和9年) |
|---|---|
| 出願 | 2月8日(月)〜10日(水) |
| 志願変更 | 2月16日(火)〜18日(木) |
| 本検査1日目(学力検査) | 2月25日(木) |
| 本検査2日目(学校独自検査・学校設定枠のその他の検査等) | 2月26日(金) |
| 追検査 | 3月2日(火)・3日(水) |
| 合格発表 | 3月8日(月) |
出典:新潟県教育委員会「令和9年度新潟県公立高等学校入学者選抜以降の選抜日程について」(2026年10月9日に確認)。
くわしくは新潟県公立高校入試2027の日程もご覧ください。
過去の学力検査問題は公立高校入試の過去問を無料ダウンロードできる公式ページ一覧から探せます。
家庭教師で当日点と内申を同時に伸ばす
新潟県の普通科の多くは比重3:7で、学力検査の換算点が総合得点の7割を占めます。一方で、中1からの評定もすべて調査書に入ります。
1対1の家庭教師なら、残りの定期テスト対策(評定)と5教科の入試演習を、志望校の比重に合わせた配分で進められます。
家庭教師の合格王は、オンライン指導が全国対応で、新潟県からも受講できます。無料体験レッスンで、今の成績と志望校から学習プランと料金の見積もりを確認できます。
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よくある質問
新潟県の公立高校入試は2027年度から何が変わりますか?
2月中旬に行っていた特色化選抜が廃止され、一般選抜の中に「一般枠」と「学校設定枠」の2つの募集枠ができます。一般枠にはすべての志願者が出願し、学校設定枠は希望者が一般枠に加えて同じ学校・学科に出願できます。日程も前倒しされ、一般選抜の学力検査は2月25日(木)です。
新潟県の内申点(調査書)は何点満点ですか?
一般枠では、中1〜中3の9教科の5段階評定を合計した「学習の記録」が135点満点で、これを1000点満点に換算します。学校設定枠では、指定した4教科までの評定を2倍にでき、上限は195点です。
一般枠の総合得点はどう計算しますか?
学習の記録(135点)と学力検査(500点)をそれぞれ1000点満点に換算し、学校が定めた比重(7:3〜3:7)をかけて合計します。例えば3:7の学校では、調査書の換算点×0.3と学力検査の換算点×0.7の合計で、1000点満点です。
学校設定枠とは何ですか?
各学校のアドミッション・ポリシーにもとづいて校長が設定する募集枠で、募集人数の50%を超えない範囲で5%ごとに決まります。面接・志願理由書・作文・プレゼンテーション・実技検査などで評価し、学校設定枠の合格者を先に決めてから一般枠の合格者を決めます。
2027年度の日程は?
出願は令和9年2月8日(月)〜10日(水)、志願変更は2月16日(火)〜18日(木)、本検査は2月25日(木)・26日(金)、合格発表は3月8日(月)です。
まとめ
まとめ
- 2027年度から特色化選抜が廃止され、一般選抜に一般枠と学校設定枠
- 一般枠=調査書135点・学力検査500点をそれぞれ1000点に換算し、比重(7:3〜3:7)で合計
- 普通科は3:7が32校、4:6が12校
- 学校設定枠は普通科17校。先に選抜され、不合格でも一般枠で選抜される
- 学力検査は2月25日(木)、合格発表は3月8日(月)
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