🎯 結論(先に要点)
愛媛県立高校の一般入試(2027年度)の内申点にあたる「調査書点」は、中1〜中3の9教科の評定の合計で135点満点です。学力検査は5教科250点満点です。募集人員の70%程度は、調査書点が上位90%程度以内の人から学力検査の上位順に選ぶ第1選抜、残り30%程度はA(学力検査)・B(調査書点)・C(面接など)を学校ごとの比率で合計する第2選抜(500点満点)で選びます(愛媛県教育委員会の令和9年度実施要項)。
「愛媛の内申点は何点満点?中1から入る?」
「第1選抜と第2選抜の違いは?」
「A・B・Cの比率で、何点になる?」
愛媛県立高校の一般入試では、内申点(調査書点)が2回使われます。第1選抜では「調査書点が上位90%程度以内か」の線引きに、第2選抜では得点Bとして合計点に入ります。
この記事では、愛媛県教育委員会が2026年10月に公表した令和9年度の実施要項から、調査書点の計算と選抜の方法を整理し、自分の評定と予想点で計算できるツールを付けました。
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調査書点は中1〜中3の9教科で135点満点
| 項目 | 内容(令和9年度の実施要項) |
|---|---|
| 調査書点 | 調査書の各教科の学習の記録の第1学年から第3学年までにおいて履修した必修教科の評定の合計 |
| 満点 | 9教科×5段階×3学年=135点 |
| 学年の重み | 中1・中2・中3とも同じ(学年による倍率はない) |
| 学力検査 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科×50点=250点 |
| 傾斜配点 | 理数科は数学・理科、総合学科は得点が高い2教科を1.5倍して75点満点にでき、その場合は300点満点 |
| 開示 | 合格者の発表の日(3月18日)から1か月間、調査書点と学力検査の教科別得点・合計得点の開示を請求できる |
愛媛県の調査書点は中1の評定から同じ重みで入ります。中3になってから評定を上げても、中1・中2の分は変えられません。
実技4教科も5教科と同じ1教科15点として数えるので、9教科すべての定期テストと提出物が調査書点に直結します。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
第1選抜と第2選抜の仕組み

| 選抜 | 対象と方法(令和9年度の実施要項) | 選ぶ人数 |
|---|---|---|
| 第1選抜 | 調査書点が上位から募集人員の90%程度以内にある人のうち、調査書の記録と面接・実技テストの結果が良好な人を対象に、学力検査の成績の上位順に選ぶ(その学科を第1志望とする人が対象) | 募集人員の70%程度 |
| 第2選抜 | 第1選抜で選ばれなかった全員を対象に、A(学力検査)+B(調査書点)+C(調査書の各教科の学習の記録以外の記録・面接・実技テスト)の合計500点で選ぶ | 募集人員の30%程度 |
| 第2志望からの選抜 | 第2選抜までの合格者が募集人員を下回る学科は、その学科を第2志望とする人からA・B・Cを用いて選ぶ | 募集人員に満たない人数まで |
第1選抜は、調査書点で「上位90%程度以内」に入れば、あとは学力検査の順位で決まります。調査書点が低いと第1選抜の対象から外れ、第2選抜の30%程度の枠で勝負することになります。
入学志願者が募集人員を下回る場合は、「募集人員」を「入学志願者数」に読み替えて選抜します。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
第2選抜のA・B・Cの計算方法

| 比率 A:B:C | Aの満点 | Bの満点 | Cの満点 |
|---|---|---|---|
| 6:2:2 | 300点 | 100点 | 100点 |
| 5:3:2 | 250点 | 150点 | 100点 |
| 5:2:3 | 250点 | 100点 | 150点 |
| 4:4:2 | 200点 | 200点 | 100点 |
| 4:3:3 | 200点 | 150点 | 150点 |
| 4:2:4 | 200点 | 100点 | 200点 |
| 3:4:3 | 150点 | 200点 | 150点 |
| 3:3:4 | 150点 | 150点 | 200点 |
算出表で決まっていること
- A=学力検査の成績×50x÷250(傾斜配点を行う理数科・総合学科は÷300)。xはAの比率
- B=調査書点×50y÷135。yはBの比率
- 掛けてから割り、小数点以下の端数は切り上げる
- Cは調査書の各教科の学習の記録以外の記録と面接・実技テストの評価を換算した得点(評価方法は高校長が定める)
- 比率は高校が学科ごとに定めて事前に公表する
計算例:調査書点108点(9教科オール4)・学力検査175点の場合
| 比率 | A(学力検査) | B(調査書点) | A+B(Cを除く) |
|---|---|---|---|
| 6:2:2 | 210 / 300 | 80 / 100 | 290 / 400 |
| 4:4:2 | 140 / 200 | 160 / 200 | 300 / 400 |
| 3:4:3 | 105 / 150 | 160 / 200 | 265 / 350 |
同じ成績でも、比率がB寄りの学科ほど調査書点の影響が大きくなります。志望校の学科の比率は、各高校が事前に公表するもので確認してください。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
調査書点と第2選抜の得点を計算する
🧮 愛媛県立高校入試 調査書点と第2選抜の得点の計算(全日制)
① 9教科の評定(5段階・中1〜中3)
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
中1 中2 中3
② 学力検査の予想点(各50点)
/50
/50
/50
/50
/50
③ 学科と第2選抜の比率(A:B:C)
C(その他の記録・面接など)の評価の見込み %
※令和9年度の実施要項の算出表どおり、A=学力検査の成績×50x÷250(理数科・総合学科で傾斜配点を行う場合は÷300)、B=調査書点×50y÷135(x・yはA・Bの比率、小数点以下は切り上げ)で計算します。Cの評価方法は各高校が定めるため、Cは入力した割合での仮の値です。理数科・総合学科の傾斜配点は「実施することができる」とされているため、志望校の公表を確認してください。合否は判定できません。
第1選抜の「上位90%程度以内」に入るかどうかは、志願者全体の中での順位で決まるため、このツールでは判定できません。調査書点を早めに把握して、学力検査とのどちらを伸ばすかを考える目安にしてください。
学力検査の時間割(令和9年3月4日・5日)
| 日 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 3月4日(木) | 9:00〜9:30 | 点呼・受検上の注意 |
| 9:45〜10:30 | 国語 | |
| 10:50〜11:15 | 国語(作文) | |
| 11:35〜12:25 | 理科 | |
| 13:25〜14:15 | 社会 | |
| 3月5日(金) | 9:00〜9:30 | 点呼・受検上の注意 |
| 9:45〜10:35 | 数学 | |
| 10:55〜11:55 | 英語 | |
| 13:05〜 | 面接(実技テストを行う学科は実技テストの後) |
面接は入学志願者全員に行われます。新居浜東高校健康スポーツ科・今治工業高校マテリアルデザイン科・松山南高校砥部分校デザイン科・伊予高校芸術科では実技テストもあります。病気などで欠席した場合の追検査は3月12日(金)です。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
特色入学者選抜での調査書
令和9年度の実施要項で決まっていること
- 出願は1月12日(火)9時〜19日(火)正午(えひめ電子申請システム)。合格した場合に入学を確約できる人が対象
- 検査は1月29日(金)。作文・小論文・面接・集団討論・実技テスト・プレゼンテーションから各高校が選んだ項目を行う
- 自己アピール書・報告書(調査書)・検査項目の結果を資料に、総合的に判定して選抜する
- 合格内定は2月5日(金)10時〜8日(月)正午に中学校長に通知され、入学確約書は2月12日(金)正午まで
- 募集人員の上限は、普通科などは募集定員の30%程度、職業学科・総合学科は50%程度(各高校が学科ごとに定めて公表)
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
2027年度の主な日程
| 事項 | 期日(令和9年度) |
|---|---|
| 学力検査の特別措置願・海外帰国生徒等取扱措置願 | 1月8日(金)まで(中学校長を経て) |
| 特色入学者選抜の出願 | 1月12日(火)9時〜1月19日(火)正午 |
| 特色入学者選抜の検査 | 1月29日(金) |
| 一般入学者選抜の出願(えひめ電子申請システム) | 2月8日(月)9時〜2月15日(月)正午 |
| 志願変更(1回限り) | 2月16日(火)9時〜2月24日(水)正午 |
| 学力検査・面接 | 3月4日(木)・3月5日(金) |
| 追検査 | 3月12日(金) |
| 合格者の発表 | 3月18日(木)10時(学校で掲示・県教委のウェブページにも掲載) |
出願は2以上の公立高校(他の都道府県の公立高校を含む)にはできません。理数科・国際文理科・国際科に出願する場合の同じ高校の普通科など、決められた組み合わせに限って第2志望を書けます。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」「令和9年度の愛媛県県立高等学校等の入学者等の選抜に係る学力検査の検査教科及び出題範囲並びに学力検査等の期日及び合格者の発表の日について」(2026年10月23日に確認)。各校の学科ごとのA・B・Cの比率は、各高校が事前に公表します。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
中学生が今からやること
| 学年・時期 | やること |
|---|---|
| 中1・中2 | 評定がそのまま調査書点に入る(1学年45点満点)。9教科の定期テストと提出物を大切にする |
| 中3の1学期〜2学期 | 中3の評定も45点分。第1選抜の「上位90%程度以内」を意識して全教科を底上げする |
| 中3の秋 | 志望校の学科のA・B・Cの比率と、特色入学者選抜の検査項目を各高校の公表で確認する |
| 中3の冬 | 学力検査(5教科250点)の過去の問題を時間を計って解く。面接の練習をする |
| 1月〜2月 | 特色入学者選抜は1月12日〜19日正午、一般は2月8日〜15日正午に電子申請で出願 |
| 3月4日・5日 | 学力検査と面接 |
調査書点と学力検査の両方を家庭教師で伸ばす
愛媛県の一般入試では、調査書点が第1選抜の入口になり、第2選抜でも得点Bとして合計に入ります。中1からの評定が積み上がるので、早いうちから定期テストの対策を続けることが大切です。
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よくある質問
愛媛県の内申点(調査書点)は何点満点ですか?
令和9年度の実施要項では、調査書点は調査書の各教科の学習の記録の第1学年から第3学年までに履修した必修教科の評定の合計で、135点満点です(9教科×5段階×3学年)。中1・中2・中3の評定は同じ重みで合計されます。
学力検査は何点満点ですか?
国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、各50点・合計250点満点です。理数科は数学と理科、総合学科は得点が高い2教科を1.5倍する傾斜配点を実施でき、その場合は300点満点になります。令和9年度の学力検査は3月4日(木)・5日(金)です。
第1選抜とは何ですか?
調査書点が上位から募集人員の90%程度以内にある人のうち、調査書の記録と面接(実技テスト)の結果が良好な人を対象に、学力検査の成績の上位順に募集人員の70%程度を選ぶ方法です。第1志望の人が対象です。
第2選抜とは何ですか?
第1選抜で選ばれなかった全員を対象に、学力検査に基づく得点A、調査書点に基づく得点B、調査書のその他の記録と面接・実技テストに基づく得点Cの合計(500点満点)で、募集人員の30%程度を選ぶ方法です。A・B・Cの比率は高校が学科ごとに決めて事前に公表します。
A・B・Cの比率はどう決まりますか?
Aは3〜6、BとCは2〜4の整数で、合計が10になるように高校長が学科ごとに定めます。実施要項の算出表には、6:2:2から3:3:4までの8通りが示されています。たとえば6:2:2ならAは300点、BとCは100点ずつです。
2027年度の日程は?
特色入学者選抜は出願が1月12日(火)〜19日(火)正午、検査が1月29日(金)です。一般入学者選抜は出願が2月8日(月)〜15日(月)正午(えひめ電子申請システム)、志願変更が2月16日(火)〜24日(水)正午、学力検査等が3月4日(木)・5日(金)、合格者の発表が3月18日(木)10時です。
まとめ
まとめ
- 調査書点は中1〜中3の9教科の評定の合計で135点満点(学年の重みは同じ)
- 学力検査は5教科×50点=250点(理数科・総合学科は傾斜配点で300点にできる)
- 第1選抜(70%程度)=調査書点が上位90%程度以内から学力検査の上位順
- 第2選抜(30%程度)=A+B+C(500点)。比率は学校・学科ごとに公表
- 一般の出願は2月8日〜15日正午、学力検査は3月4日・5日、発表は3月18日
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